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KANA

幼少期の家庭環境で悩んだこと、ありますか?

皆さんおはようございます。幼少期の家庭環境で悩んだこと、ありますか?

私は40年間ずっと悩んでいました。

なんでこんな家に生まれたんだろう、なんで父はこんなことをするんだろう、母はどうしてこういう対応をするんだろうと、常に考えていました。


父と母が早く別れたらいいのに、なんて思っていましたし、幼少期の記憶がほとんどないほど、自分を守るために心を閉ざしていたのかもしれません。


カウンセリングやコーチングでの模索

大人になってから、カウンセリングやコーチング、さらには占いまでいろいろ試してみました。専門家の意見を聞いて、その時は「分かった」と納得した気持ちになるんです。

でもしばらくすると、またその悩みが蘇ってくるんですよね。


数年前に父が亡くなりましたが、亡くなる直前まで、私は父に一言でも謝ってほしかったんです。自分のしたことに対して、何か言葉が欲しかった。でも、それは結局叶いませんでした。

許せなかった私が見つけた出口

そんな私でも、今年になってやっと出口を見つけました。2月に家族全員で父のお墓参りに行き、お墓をピカピカに磨いて帰ってきました。それをしてから、自分の中で少しずつ心が軽くなったんです。


①コントロールできないことに悩んでも仕方ない

アンガーマネジメントで学んだことの一つに、**「自分でコントロールできないことに悩んでも仕方ない」**という考え方があります。例えば、雨が降ることを自分では変えられない。だから、傘を持つかレインコートを着るか、外出を控えるか、天気を楽しむかを選ぶしかないんですよね。

家庭環境も同じです。どの家に生まれるか、どんな親に育てられるかは自分では決められません。でも、それをどう受け入れるか、離れるかは自分の選択なんです。


②親もただの人間

私自身、子育てを経験してやっと分かりましたが、親だって完璧な存在じゃないんですよね。親もその親の影響や社会経験を受けて、今の自分を形成しています。だからこそ、私たちができるのは、負の連鎖を自分で止めること。それしかないんです。


③困難は魂を磨く旅

私は小学生の頃から「人間って何のために生きてるんだろう?」と考えてきました。そして最近、人生は魂を磨くための旅なんだと強く感じるようになりました。中国の『西遊記』を見て育った世代として、三蔵法師が81回の困難を乗り越え天竺にたどり着く姿は、私たちの人生と重なる部分があると思うんです。

困難を乗り越えることで成長できる。だからこそ、困難があることに感謝さえできるようになりました。


まとめ

家庭環境は自分では選べません。でも、それを受け入れるか、ずっと悩み続けるかは、自分で選ぶことができます。出口を見つけるのは自分自身。少しずつでも前に進んでみてくださいね。


それではまた明日!

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